怒り爆発、空港は騒然
火曜日、フロリダ州のフォートローダーデール・ハリウッド国際空港で事件は起こった。 格安航空会社「スピリット航空」のスタッフが、搭乗ゲート前で待機していた乗客たちに、フィラデルフィア行きの便が予定よりも1時間半遅れるとアナウンスした直後のことだ。 遅延に対して、一部の乗客の怒りが爆発。20代の女性3人が、近くにあったものを手当たり次第に掴み、航空会社スタッフに向けて思い切り投げつけ始めたのだ。彼女たちは叫び声をあげながら、携帯電話や靴、ファストフード、金属製の看板、水の入ったペットボトルなどを投げまくった。 さらに、そうしているうちに怒りがヒートアップしたのか、彼女たちのうちの一人が直接スタッフに掴みかかった。彼女はキックやパンチなどの暴行を加え、周囲のスタッフや乗客らが止めに入り、現場は騒然とした雰囲気に包まれた。 3人は逮捕され、拘置所に送られたが、翌日には保釈金を払ってフィラデルフィアの自宅に戻った。スピリット航空によると、現場にいたスタッフのうち3人が軽傷を負ったという。
急増する格安航空会社のトラブル
搭乗予定の便の遅延は、たしかにがっかりする出来事だ。長い待ち時間も、予定が後ろ倒しになるのも、できることなら誰もが避けたいと思うだろう。しかし、だからといって今回のような暴力行為は、当然ながら許されるものではない。 ただ、競争が激化するなかで、格安航空会社については利用客側の不満が急増しており、それによるトラブルも発生している。今年の2月には、アメリカ国内線に乗車していた女性が座席のシートをリクライニングしたところ、後ろの男性に座席を思い切り殴られたという動画が話題となった。 この出来事の背景には、ここ数十年、航空会社が少しでも多くの乗客を乗せようと座席数を増やしたことで、乗客が窮屈な思いを強いられているという現状がある。 ちなみに、被害に遭ったスピリット航空の顧客満足度は、航空会社の格付けサイト「スカイトラックス」上で10点満点中3点。価格の安さを謳う同社に対して、シートの狭さや、度重なる遅延への対応、機内に持ち込む荷物にもお金がかかることなどに対し、厳しい意見が並ぶ。 今回の事件を受けて、同社は「この暴力行為は一切容認できないものであり、空港やあらゆるビジネスの現場において、絶対的に相応しくないものです」とコメントした。
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July 18, 2020 at 05:31AM
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飛行機の遅延アナウンスが流れた途端、“大乱闘”が勃発! 殴る、蹴る、ものを投げる…(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
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