スーパーアリーナで２７日格闘技「ライジン」高田延彦さんらさいたま市訪問 - 東京新聞

２人のサイン入りグローブを贈られ、右ストレートを繰り出す清水市長（中）と高田さん（右）、皇治選手＝さいたま市役所で

　新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の解除以降、さいたまスーパーアリーナ（ＳＳＡ）のメインアリーナで行う最初の大型イベントとなる格闘技大会「ＲＩＺＩＮ（ライジン）」が二十七日に開かれる。開催を前に、主催団体キャプテンの高田延彦さん（５８）と、出場予定の皇治（こうじ）選手（３１）がさいたま市役所を表敬訪問した。

　団体は昨年から、大会などで集まった募金を市スポーツ振興基金に寄付。五輪・パラリンピック強化指定選手の助成金や、市内の小中学生が全国大会などに出場する際に贈る奨励金として活用されており、この日は清水勇人市長から感謝状が贈られた。

　高田さんは大会に向け、「ＳＳＡは世界中のファイターが憧れる聖地。大会を通じ、さいたま市のすばらしさをわかってもらいたい」とＰＲ。

　皇治選手は「こういう時期なので、挑むことの大切さを伝えたい。しっかり挑んで、勝ちます」と決意表明した。（前田朋子）