
「ABEMAアリーナ」とは、今月中旬にリリースされるABEMAの有料オンラインライブ機能「PayPerView」(ペイパービュー)内に新たに登場する、高品質CGで製作されたバーチャルライブ会場のこと。サイバーエージェントグループが日本で初めて導入し、現在でも国内で3台しかないという、リアルタイムに人物と3DCG空間を合成して撮影ができる「バーチャル撮影システム」を活用。さらに、CGや3D、ARを用いて臨場感あふれる新感覚の視聴体験をオンラインライブとして届ける。視聴するためには、スマートフォンアプリもしくはPCから購入可能なABEMAコインが必要で、料金は1公演3500コイン。
「ABEMAアリーナ」1番乗りとなるDa-iCEは、6月21日、7月26日、8月16日のいずれも午後9時から自身初となるフル3DCGによるオンラインライブツアーを実施。この模様がABEMAで独占生放送される。
3公演いずれも異なるセットリストを組むほか、4月29日に発売された最新アルバム『FACE』の収録楽曲を初披露。フル3DCGのオンラインライブならではの画期的な演出も盛り込み、これまでのライブツアーとは一味違ったパフォーマンスを堪能できそうだ。
メンバーは初の試みに向けて「オンラインや映像でのライブはいろいろと難しいと思っていましたが、今回の企画で新たな可能性を感じました。どんな反響が来るか楽しみです」(工藤大輝)、「今回このような機会をいただき、心から感謝の気持ちでいっぱいです」(岩岡徹)、「僕たち自身がまるで違う所にいるかのような不思議な空間を楽しみにしていただきたいですし、その場所を使って行うライブが皆さんにどう見えるのか?僕たち自身も楽しみにしています」(大野雄大)、「全身全霊の僕たちと3DCG空間の融合!」(花村想太)、「観てくださる皆さんと一緒に楽しい時間にできたら」(和田颯)と心待ちにしている。
「ABEMAアリーナ」は、ABEMAの拠点でもある渋谷の街をモチーフとしたバーチャルステージになる予定。Da-iCEにとって渋谷は活動をスタートさせたライブハウス「VUENOS」があった思い入れの深い地でもある。その「VUENOS」は、新型コロナウイルスの影響を受け、5月31日に惜しまれつつ閉店した。
渋谷の小さなライブハウス「VUENOS」からスタートし、渋谷で最も大きな会場「代々木第一体育館」でライブができるまでに成長したDa-iCEが、今度は渋谷を舞台にした仮想会場で人数無制限のオンラインライブツアーに挑戦する。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、ライブや演劇など多くの興行が中止や延期を余儀なくされているなか、活路を開けるか注目だ。
今月16日には、Da-iCEが生出演する事前特別番組『THE Da-iCE』(後9:00)をABEMAで無料生放送予定。
【試聴】Da-iCEの主な配信楽曲
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June 06, 2020 at 04:00AM
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渋谷に仮想ライブ会場「ABEMAアリーナ」出現 1番手Da-iCEがフル3DCGツアー - 紀伊民報
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